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ガンガーに抱かれて⑤。
2008-02-13 Wed 23:53
旅立ちから41日目の見聞録。
現在放浪5ヶ国目。
「インド」の「バラナシ」に滞在しています。



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バラナシ最後の朝日。

ガンガーから上る最後の朝日は今まで見た中で一番綺麗だった。
一番大地から上る姿がくっきり見えた。
感涙(泣

そういえばこのブログで書き忘れてたかもしれないけどバラナシついてからとにかく寒い!
朝晩の冷え込みはかなりのもので昨日また買ってしまった布が重宝している。
初めてインドに入ったときも寒かった・・・。
実際あれは寒波だったみたいだけど北インドはこの時期大体寒いらしい。
日本で抱いていたインドは「暑い」か「めちゃ暑い」か「めちゃくちゃ暑い」かしか季節ないと思ってたのに(笑
これから行かれる方、この時期は夜寝袋的なもんがないと電車とかはかなりキツイですよ。

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早朝のマニカルニカー・ガートの前で。まだ煙は上がってません。

あぁ・・・ほんとに綺麗だ。
この光景を目に焼き付けて絶対に忘れないでおこう・・・
そうこの光景を・・・

んっ???

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んんんんんっ???

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テ、テレビ見てるぅ~!!!!!!!?
ちゃんと電源まではいってるぅ~(爆笑
なぜ?なぜそーまでしてそこの場で見たいのさ(爆笑
なんかの商売かや?
インド人って・・・俺の常識を超越しまくってる(笑

やはり現地に来てみるもんだね。
いろんなことでイメージや考え方を覆されたわ。
写真や文章だけじゃこの空気までは感じることはできなかったもん。

bara-56
ガンガーから見るガート。見納め。

電車の時間までひとりガート沿いを歩く。
マニカルニカー・ガートで足を止め火葬の現場に触れてみる。
建物に入り階段を上る。火葬場が上から一望できる。
何体も何体も布にくるまれた人が集まってくる。
彼(彼女)らは一度ガンガーに浸されて戻ってくる。

体が火に触れる時間はおよそ3時間。

必要な薪はおよそ300Kg。
分かり易い英語で勝手にガイドを始めた自称「ホスピル(ってなんだ?)のスタッフ」。
話自体はおもしろかったけど頼んでない。
無視してたけどおもしろいから聞くだけ聞いたら「払わない」っていってあげよう。

人の体の5つのエレメント
1.Air
2.Water
3.Fire
4.Sky
5.Wind

突然後ろにいたばぁちゃんのところへつれていかれる。
彼女に名前を教えろという。
自分の名前を言うと彼女は俺のことをなにやら祈ってくれているようだった。
すると(いつの間にか)3人の自称ホスピルに囲まれてた。
なんでも「彼女はここで死ぬのを待っていて自分の体を焼く為の薪を買う金を集めている」と言う。
そのお金は結構かかるらしくて寄付してくれないか。と持ちかけてきた。
なるほど、そうきたか。
しかしこういうのは気持ちだからね。
基本的に物乞いなんかには俺絶対お金あげないけどさっき祈ってもらったから、手持ちの小銭を・・・
「ノー!!最低でも200ルピーだ!」
ばあちゃんに金を渡そうとすると阻止された。
「はぁ?お前らじゃねぇだろ?俺はばあちゃんにあげたいんだ!」
「ノー!!200ルピー!」
むっかついたから振り切ってばあちゃんにあげたらそれを取り上げて俺につき返し、
「でていけ!もうくるな!!」的な言葉を浴びせられ追い出された。
まじでむかつく・・・。
あとから情報ノートで知ったんだけどこいつら確実に詐欺です(まぁ、わかるか)。
おそらく200ルピー払ってもほとんどこいつらのポケットに入るみたい。
皆さん絶対に払わないでください。というよりこの強制ガイド、ハナからしっかり断ってください。
しつこいですが結局嫌な思いすることになるんで・・・。

もっと嫌なのはあのばあちゃんさえ疑うことになってしまうこと。
本当に死を待つだけの人なんだろうか?
この2人の詐欺野郎とグルなんじゃないんだろうか?
もし本当に死を待つだけの人だったらこの2人の詐欺野郎のやっていることにはほんとうに腹がたつ。
場所を考えろ。お前らみたいな下衆野郎のせいで全インド国民の品位を疑われるぞ。
治まらない怒りがこみ上げてきた・・・・・・けど


まぁいいや(最近気持ちのシフトがはやいw)。


下におりて目と鼻の先で火葬場を見ることにした。
火葬場といっても土の地面に薪が組んであってガンガーに浸した遺体をそれに乗せて焼く。
ようするに丸見えですよ。
それがいくつか並んでいるっていう簡素な火葬場。
家族らしき人たちが遺体の周りを何周かし、火がつけられる。
俺は人が焼けるニオイというのを初めて体感した。
そしてそれはなんともいえないものだった。

立ち上がる炎、煙、灰、ゆがむ空気、見送る人々、次から次に運ばれてくる遺体。。。

もし「生きていた」かどうかを証明しろと言われたら、
それは「死んだ」時初めてできるんじゃないんだろうか。
命が死に、初めて今まで「生きていた」と証明できるのであれば、
俺はまだ少しも「生きて」はいない。
「これからどうやって生きていくか」から「これからどうやって死んでいくか」に
気持ちをシフトし始めてから今まで抱いていた迷いが減ってきている気がする。
答えはまだまだ出ないと思う。
この思いが正しいかどうかもわからない。
だけど「どうやって死ぬか」、「どう思って死ねるか」でこれからの自分を考えていこう。
なぜか、火葬場が前向きにさせてくれる場所になった。
よく見ると周りのインド人も誰一人泣いてない(たまたまか?)。
死は新たなる始まりで、更に彼らにとってここで焼かれることは最大の喜びだからだろうか。


火葬場を離れフラフラと路地に迷い込む。
完全に迷子になってなぜか笑えてきた。
本気で迷子になったのっていつぶりなんだ?
ふいに聞こえてきたシタールの音色。
立ち止まって聞いていると弾いていたおじさんが入ってこいという。
どうもここは音楽教室らしい。
入り口の隅っこで俺一人、おじさん一人。他に誰もいない。
ガンガーが反対側の入り口から見える。
俺はただ黙っておじさんのシタールを聞いていた。
マニカルニカー・ガートでの光景と想いがいろんなことをフラッシュバックしてくれる。
やっぱり涙が止まらない。
おじさんはなにも言わずにただ黙ってシタールを弾き続けてくれた。
俺はもう隠すことも止めた。
隠す必要がないことがわかった。
泣きたければ泣けばいい。
涙が出ることがこんなにも幸せだとは思わなかった。
すごく前向きな涙。
でもなにに対しての涙なのかはさっぱりわからない。


インドに来てよかった。バラナシに来れて本当によかった。
いつか、また道に迷ったらもう一度ガンガーに会いに来よう。
絶対に忘れない。



bara-57
幸せですか?

どーでもいいけどおいらインド来て何回泣いてんだ?
やっぱ年かや?涙もろくなってきてる気がする(笑


次はタージマハルで有名なアーグラーへ行こう。
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この記事のコメント
よしよし
また泣いちゃったのかぁ~よしよしいい子いい子☆笑 日本で溜め込んでた分、世界でおもいっきり流してきちゃいなさい♪ 涙っていいもんだ◎
2008-02-17 Sun 00:05 | URL | まりー #-[ 内容変更]
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